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長閑の庭・第3話 [長閑の庭]

「学生時代が終わっても、勉強に終わりはない。ひとは なんのために学び、知るのかというと、自分自身の一生の価値を高めるためだ。――と、小難しく言ってはみたが、やはり、ただ楽しい、という言葉に尽きるかな」



「あなたは特に正しいことをしたわけじゃない。ただ自分の安全なほうに逃げただけですよ」



「恋は不思議だ。ひとつ なにかを もらえば、その何倍も、新しい なにかを求めてしまう」



「自分がこんなにワガママで、嫉妬深くて、あきらめの悪い人間だったなんて知らなかった。まえのわたしは、そんな気持ちを怖れて、傷つく前に逃げていましたから。いまは、嫌な自分を知った分、心がどこか熟していくように感じています。わたし、教授に恋をしているということから、逃げないでよかった」



「わたしは逃げた・・・きみの思いではなく、きみへの思いから。わたしは嫉妬した・・・ゼミ合宿のとき、溺れた きみを助けることができた田中くんの年齢に。しかし、その気持ちを押し殺した。年齢で、立場で、きみよりも上に立ち、わたしときみの気持ちを否定することで、きみを守っているつもりになった。だが、詭弁を弄していただけだった」


NHK BSプレミアム/2019年6月16日放送
【脚本】
大林利江子/【原作】アキヤマ香
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