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遺恨あり 明治十三年 最後の仇討 [スペシャル]

「幕末から御維新まで、この国は熱に浮かされるみてえに正気を失ってた。自分と違う信念の者を国賊と呼び、天誅と称して殺し合った。その結果、新しい日本に有用な人物がたくさん死んだ。実にもったいねえことだ」



「時代遅れか・・・。しかし、1万3000もの士族が立ちあがったんだぞ。時代の声とも言えるんじゃないのか」



「私が裁くのは罪であって、人の心ではない。いかなる理由があろうと、殺人を許してはならない」



「この国はいま西洋に追いつこうと、なにもかも見境なく捨てて、心のありようまで変えようとしている。だが、そうやって できた新しい日本に、我々の子孫は誇りを持つことができるのだろうか。我々は なにか大事なものまで、捨て去ろうとしてはいないか」


テレビ朝日/2011年2月26日放送
【脚本】
後藤法子源孝志/【原作】吉村昭
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